汚れた手でゴシゴシ…はダメ!ものもらいの原因と正しい治し方とは

汚れた手でゴシゴシ…はダメ!ものもらいの原因と正しい治し方とは

目がゴロゴロする、まばたきがしにくい、コンタクトレンズができない、など日常生活に支障をきたす“ものもらい”。


『WooRis』が男女489人に対して独自に行ったアンケート調査「命にかかわらないけど、かかるととてもストレスのたまる病気」の回答であげられていますが、確かに厄介な病気ですよね。


そこで今回は、国立医学図書館(米国)などの情報を参考に、ものもらいの原因や治療法、予防策などをまとめました。


 


■1:ものもらいの症状は?

そもそも“ものもらい”という言葉、俗称だとご存じでしたか? ものもらいを辞書で調べてみると、


≪麦粒腫(ばくりゅうしゅ)の俗称≫(デジタル大辞泉)


とあります。麦粒腫とは、まぶたの一部が細菌に感染して、麦の粒ほどの大きさに赤く腫れあがってしまう病気だそうです。かゆみがあったり、目がゴロゴロしたり充血したり……。


ちなみに、麦粒種に似た病気で、霰粒腫(さんりゅうしゅ)と呼ばれる病気もありますが、霰粒腫は細菌が原因ではなく、脂を出す腺が詰まってまぶたが腫れあがってしまう病気です。


こちらは細菌に感染しておらず、炎症も起きていませんので痛みはありません。ただ、腺の中で細菌が増えてしまうと、炎症が起こります。


炎症が起きると、麦粒腫と同じく痛みや目のゴロゴロが出てきます。場合によってはこの霰粒腫も、“ものもらい”と呼ぶそうです。


 


■2:ものもらいの原因は?

では、この“ものもらい”は、どうして起こるのでしょうか?


麦粒腫の場合は、まぶたにある汗、あるいは脂を出す腺に細菌が入ることで発症します。


“腺”とは、簡単に言えば“汗や脂が出る管”のことです。その管の中に細菌が入ると炎症が起こります。汚れた手で目をこするなどして細菌に感染し、起こるケースが一般的だと言われています。


霰粒腫の場合は、麦粒腫と同様にまぶたにある脂の腺が詰まることで、脂がたまって腫れあがってしまいます。


主な原因としては血行不良や栄養不足、スポーツ後の汗の放置、汚い手での接触などが引き金となり、脂の腺が詰まってしまうのだとか。


さらに、詰まった腺に細菌が入り繁殖すると、化膿性霰粒腫となります。目の周りは常に清潔な状態を保ちたいですね。


 


■3:ものもらいの治療法や治療期間は?

ものもらいができてしまった場合は、どうすればいいのでしょうか? 数日から1週間ほどで自然に回復していくそうなので、治療法としては、麦粒腫の場合は“アイメイクを避ける”“コンタクトレンズの使用をやめる”といったケアを行いながら自然回復を待つことが挙げられます。


国立医学図書館も指摘している通り、自分で腫れものをつぶしたり突っついたりすると、かえって悪化する恐れがあります。自然に膿が出るまで安静に過ごすべきなのですね。


一方で回復どころか


・大きくなってきた


・視界をさえぎるようになってきた


・痛みが我慢できなくなってきた


など、悪化する一方といった場合は、眼科に足を運ぶ必要があります。


霰粒腫の場合は、“きれいな蒸しタオルで1日に5回程度、目を温める”“きれいな蒸しタオルで目の周りを軽くぬぐう”といった自己流のケアで改善していくとされています。血流を良くして患部を温め、余分な脂を拭き取り、詰まった脂が自然に流れ出るように促すのだそうです。


化膿や腫れがひどくなってきたなど悪化が見られる場合は、眼科へ行きましょう。


 


■4:ものもらいの予防法は?

ものもらいは重病とは言えませんが、生活をする上で大変なストレスです。できれば予防をしたいですが、日々の生活の中で何に気をつければいいのでしょうか?


まず、基本的にはまぶたの腺にばい菌が入らないようにしましょう。その為には、汚れた手で目をこすらないようにしたり、スポーツ後など汗をかいたら、清潔な濡れタオルで目の周りをきれいにふきとったりするようにして下さい。


 


以上、ものもらいについてまとめましたが、いかがでしたか?


自分やお子さんの目を見て「あれ、これものもらい?」と思ったら、上述したことを参考にしてみてください。


 

 

 

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